2025.10.10
外壁タイルの施工法について
外壁タイルの湿式工法とは
外壁タイルを下地にモルタルで貼り付けていくのが、湿式工法です。
職人さんが1枚1枚手で貼り付けていくのが基本です。
複数のタイルがシート状になっており、一度に何枚も貼り付けられる外壁タイルも
ありますが、やはり職人さんが手で貼り付けることには変わりありません。
貼り付け方や、使う道具などによって、さらに細かく分類されるのですが、
前述の通り、職人さんの手作業になります。
つまり、仕上がりや、耐久性は職人さんの腕次第という訳です。
乾式工法に比べると、職人さんの熟練の技が必要となります。
また、水を使ってモルタルを用意しますので天候に左右されるというデメリットもあります。
なお、マンションやビルなどの大型の物件では、
コンクリートで壁の下地を作るのと同時に外壁タイルも施工してしまう先付け工法や、
工場などで板に外壁タイルを貼り付けたパネルを作っておき、
現場でそれを貼り付けるといった工法もあります。
これらの工法も広い意味で湿式工法に分類されます。