2025.10.14

ひのきの心地よさを、暮らしの中へ

髙野

こんにちは。
コーディネーターの高野です。

先日参加した音楽フェスで、思わず手に取ったオフィシャルグッズが「ヒノキボール」。
森林保全団体 more trees（2007年に音楽家・坂本龍一さんが設立、現在は建築家・隈研吾さんが代表）とのコラボ商品ということもあり、興味をそそられて購入しました。
お風呂に浮かべたり、手のひらでぎゅっと握っているだけでも、ふわっと広がる良い香りに癒されます。コロンとした楕円形のフォルムもどこか上品で、眺めているだけで気分がやわらぐ――改めて、ひのきの魅力を実感しました。
また素敵なロゴが刻印されているところもお気に入りで、フェス会場の心地よい空気感を思い出せる記念品になりました。

ひのきの香りには、森の中にいるような落ち着きを感じさせる成分が含まれており、リラックスや気分転換にぴったり。
水辺や湿気の多い環境でも活躍してきた歴史があり、住まいの材料としても相性の良い樹種です。ほどよい硬さとしなやかさ、そして時間とともに深まる色合いは、暮らしに「長く愛せる心地よさ」をもたらします。

当社の戸建て住宅でも、土台などの重要部位に桧集成材を採用しています。
強度や寸法の安定性を高めた集成材は、建物をしっかり支えます。構造が健やかであることは、毎日の安心につながります。

フェス会場で出会った小さな「ヒノキボール」から、住まいの素材へ思いを馳せる――そんな体験を通して、私たちは改めて“木と暮らす楽しさ”をお届けしたいと感じました。