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2026.04.30

ガルバリウム鋼板屋根の施工方法

ハイン
1. 屋根の施工方法

屋根の形状や勾配に合わせて、主に2つの貼り方があります。
  • 縦葺き(たてぶき):
    • 特徴: 屋根の頂上(棟)から軒先まで一枚の板で仕上げるため、継ぎ目がなく雨漏りに非常に強いのがメリットです。
    • 主な種類: 心木を使う「瓦棒葺き」や、金属を折り曲げてつなぐ「立平葺き」があります。
    • 価格: 構造がシンプルなため、比較的安価になる傾向があります。
  • 横葺き(よこぶき):
    • 特徴: 地面と水平方向に板を重ねていきます。デザインが豊富で、断熱材一体型などの高機能製品も多いのが特徴です。
    • 価格: 施工がやや複雑なため、縦葺きに比べると少し高めです。
2. 外壁の施工方法
外壁の場合は、見た目の印象とコストのバランスで選びます。
  • 縦張り: すっきりとしたモダンな印象になりますが、下地の関係で手間がかかり、価格はやや高めです。
  • 横張り: 施工性が良くコストを抑えやすいですが、縦張りに比べて継ぎ目が多くなるため、入念な防水処理(シーリング)が欠かせません。
  • カバー工法: 既存の外壁の上に直接重ねる方法で、撤去費用がかからず断熱性も向上するため、リフォームでよく選ばれます。
3. 施工の主な工程(リフォームの場合)
一般的な屋根の「葺き替え」や外壁の「張り替え」の流れは以下の通りです。
  1. 足場設置: 安全な作業スペースを確保します。
  2. 既存材の撤去・清掃: 古い屋根や外壁を取り除き、下地を確認・修理します。
  3. 下地づくり(野地板・防水シート): 新しい下地を張り、その上に防水シート(ルーフィング)を隙間なく敷き詰めます。
  4. 鋼板の取り付け: 専用のビスや釘を使い、適切な間隔(150mm〜200mm程度)で固定します。
  5. 仕上げ(役物・シーリング): 棟や窓周りに役物を取り付け、隙間をコーキングで埋めて防水を完了させます。
4. 施工時の注意点
  • 防水処理: ガルバリウム自体は錆びにくいですが、ビスの打ち方や継ぎ目の処理が不適切だとそこから雨漏りやサビが発生します。
  • 衝撃への弱さ: 非常に薄い金属板(一般的に0.35mm程度)のため、物が当たると凹みやすい点に注意が必要です。
  • 定期点検: 耐用年数は20〜30年と長いですが、10〜15年ごとの塗装やコーキングの補修が推奨されます。

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